組立のポイント
F-1 フロント ウィッシュボーンユニットについて
F-1の特徴でもある、フロント・ウィッシュボーン・ポストをバラすとこんな感じになってます。
上下のOリングは(#1262)4.5×1.8で、中央のOリングは(#1261)3mmを使用します。
ポスト中央の3mmOリングはきつくなっていますので、はめこみに若干コツが必要です。
定期的にOリングを交換することにより、安定した作動を維持する事が出来ます。
ポストとウィッシュボーンを組み立てると上図のようになります。
ここで注意しなければならないのが、ポストには上下があります。
長い方が下、短い方が上になります。
F-1 フロントダンパーユニットについて
フロントダンパーを分解すると大きく分けて、この2つのパーツで構成されています。
左はフローティングマウントされていて、ウィッシュボーンの動きに応じて上下します。
この部分はスタビライザー的な効果を発揮する、重要な部分となります。
右のポストはシャシーに固定するフリクションダンパーのポストになります。
Oリングの部分に塗布するグリスの粘度により、ダンパー効果を変更します。
リアウイング取り付けについて
キット完成状態だと、リア・ウイングの固定方法に悩む場合があると思います。
これは整形済みのリアタイヤ径が大きい為に、タイヤとウイングが干渉するからです。
タイヤ径を小さくしたくない場合はウイングの取り付けを後方に移動しなければなりません。
お薦めはウイングとマウンティングバーの間に(#74237)シャシーブレースポストを流用すると
丁度良い位置にウイングを取り付ける事が可能になります。タイヤとウイングの干渉もありません。
C/C(キャスターキャンバー)システムについて
左からスクリュー&コーンワッシャー → カラー → C/Cリング → キングピンの順で組み立てます
ウィッシュボーンの穴とC/Cリングの突起をはめこむ事により、キャスター・キャンバーを調整します。
Aと刻印されている部分が高くなっています。当然その180°反対側は低くなっています。
これは2度の角度が付いていると言う意味です。
上図の位置で取り付けると、キャスター角が2度となります。
0G状態でのキャンバー角は0度です。
C/Cリングを斜めに取り付けると、キャスター角は1.5度・キャンバー角も1.5度となります。
C/Cリングを横に取り付けた場合は、キャンバー角のみが2度付くことになります。
上図が完成した形になります。
C/Cリングはオプションで違う角度のものがセットで用意されております。
(#75772 \600-)
2°・ 4°・ 6°・ 8°の4種類です。
お好みに応じてセッティングをする場合には必須アイテムです♪
メカ類搭載について
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